日本製鉄は26/3期2Q決算で業績見通しを下方修正(実力利益を7,300億円→6,800億円)した。その理由にUSスチールの業績悪化があった。ちなみにUSスチールの実力利益見通しを800億円から±ゼロ億円に悪化円に修正した。
USスチールの業績悪化要因は、クレアトンのコークス炉事故などの一過性要因に加え、鋼材価格の低迷を挙げていた。
昨年末から米国内の鋼材市況が堅調に推移している。同社は、USスチールの熱延価格を25年9月-10月辺りの市況をベースにしたのか下期の前提を800ドル/トン程度と想定。しかし、25年10月末から熱延市況が上昇に転じ、12月には900ドル/トンに、年明けの26年1月頭には930ドル/トンまで上昇。
このため、26/3期下期のUSスチールの業績は、同社想定を上回る可能性があるため、上振れする可能性が高まった。
(IRuniverse 井上 康)