米政府の金融投資部門である米国際開発金融公社(DFC)は2月18日、ホームページ上で、「ウズベキスタンとの間で基礎的な投資パートナーシップを結んだ」と発表した。重要鉱物、インフラ、エネルギーなどの戦略的分野への共同投資を奨励する。これにより中央アジアからの重要鉱物の調達を進め、脱中国依存の一助とする。
■ウズベキスタンの探査や採掘に投資へ

プレスリリース:DFC Leadership Lays the Foundation for Investment Partnership with Uzbekistan | DFC
発表によると、このパートナーシップでは、探査、採掘、加工など、重要鉱物バリューチェーン全体にわたる投資を優先する。また、共同投資を支援するために、米・ウズベキスタン共同投資持株会社の設立も検討する。米側はウズベキスタンの経済成長と、インフラ、エネルギー、重要鉱物分野における相互の優先事項に対する民間投資促進を支援する姿勢を執る。
DFCは2018年に第1次トランプ政権下で成立した金融公社。当時の海外民間投資公社(OPIC)と開発信用機関(DCA)を合併した。官民投資資金を途上国などに投資する役割を担う。特に重要鉱物などに投資することによって、米国の外交政策と国家安全保障を強化すると謳う。
■米、重要鉱物の確保急ピッチ
米国はレアアース・レアメタルなどの重要鉱物の確保と中国依存の低下を急ぐ。2月4日にはワシントンで、55か国・地域が参加した「重要鉱物サミット」を開催したばかりだった。
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(IR Universe Kure)