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食塩電解セルの製造工程で発生する純チタンスクラップの再資源化スキームを構築―日本製鉄など

2026/03/18 16:59 FREE
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食塩電解セルの製造工程で発生する純チタンスクラップの再資源化スキームを構築―日本製鉄など

日本製鉄は18日、チタン製品を供給する旭化成や日鉄物産と協業し、食塩電解セルの製造工程で発生する純チタンスクラップを純チタン原料として再資源化するリサイクルスキームを構築したと発表した。

 

同スキームでは、旭化成が宮崎県延岡市で行う食塩電解セル製造工程において発生する純チタンスクラップについて、同社がデジタル技術を活用した管理体制のもとでトレーサビリティーを確保しつつ規格に応じて分別する。分別されたスクラップはすべて日鉄物産が回収し、再溶解プロセスの原料として適した状態へ加工。その後、分別・加工されたスクラップの一部を日本製鉄へ戻し、純チタンの再溶解プロセスの原料として使用する。

 

日本製鉄の参与・チタン事業部長を務める寺井健氏は、「同スキームは、日本製鉄の電子ビーム溶解炉における工業用純チタンの再溶解技術開発と、旭化成が長年培ってきた食塩電解セル製造工程におけるチタンスクラップ管理体制を組み合わせることで実現した」と強調。「こうした取り組みは、資源循環の高度化を目指す両社共通のサステナビリティへの考え方と、継続的なパートナーシップに支えられている」とコメントしている。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

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