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週刊バッテリートピックス「中韓系が日本で新製品」「中国がタンデム型太陽電池で追い上げ」など

2026/04/12 16:59
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週刊バッテリートピックス「中韓系が日本で新製品」「中国がタンデム型太陽電池で追い上げ」など

 2026年4月6日~4月12日のバッテリー業界では、中韓勢の日本での追い上げが目立った。アカリエが中国企業と共同開発した次世代ブレードバッテリーの原付を発売し、韓国の現代自動車も日本で水素電気自動車を発売する。中国勢は日本独自の技術とされるタンデム型ペロブスカイト太陽電池でも量産販売が目前で、日本勢との距離は縮まっている。

<国内>

●「名古屋モーターサイクルショー」開催 4月10-12日

 

 

 中部地区最大のバイクイベント「名古屋モーターサイクルショー」が4月10-12日、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場、愛知県常滑市)で開催された。次世代電池を使用した二輪車などの展示があった。

 

ホームページ:第5回 名古屋モーターサイクルショー 2026年4月10日(金)11日(土)12日(日)The 5th Nagoya Motorcycle Show 2026

 

●政府、太陽光発電関連のリサイクル促進へ

 環境省は4月10日、「水平リサイクル困難な太陽光パネルガラスを対象とした高度選別・検査および忌避物質検査の共通化による板ガラスリサイクル実証事業」を採択した。

 同省と経済産業省はは4月3日に、使用済み太陽電池のリサイクル法案を閣議決定していた。

 

関連記事:環境省「令7補正国内資源循環 再エネ関連製品及びベース素材全体最適化事業」の公募結果公表

関連記事:「太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律案」が閣議決定―事業用廃棄計画の届出を一部義務化

 

●古川電池、富山工場を改築 大型蓄電池を生産へ、親会社は社名変更

 鉛蓄電池大手の古河電池は4月9日、富山工場(富山市)の改築竣工式を開いた。日本経済新聞が同日伝えた。

 リチウムイオン蓄電池を使った大型の蓄電システム製造に向けて、天井を高くするなどの改築工事を行った。9月に初出荷を予定する。同社は4月1日、親会社のサステナブル・バッテリー・ホールディングス株式会社(本社:東京・千代田)が4月1日、「エネソルブホールディングス株式会社」に社名変更した。

 

プレスリリース: エネソルブホールディングス株式会社がスタートしました|ニュース|エネソルブホールディングス

 

●アカリエ、中国企業と原付開発 次世代バッテリー搭載

 

 電動二輪のアカリエ(Acalie、本社:名古屋市)は4月9日、「中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した原付二輪車を日本で発売する」と発表した。発売日は未定。

 原付としては日本初となる、EVレベルに発火リスクを大幅に低減した次世代ブレードバッテリーを採用した。また、設計も日本の道路環境・法規・利用シーンに最適化した。

 

プレスリリース:【プレスリリース】海外大手電動モビリティメーカーXDAO、Acalieと共同開発し日本市場に本格参入 | 株式会社Acalie

 

●韓国ヒョンデ、新型の水素電機自動車を日本で発売へ

 韓国自動車の現代自動車の日本法人であるヒョンデ(Hyundai Mobility Japan)は4月8日「、新型水素電気自動車(FCEV)」を日本で同日に発売する」と発表した。車両本体価格は「Voyage」グレードで750万円(税込)から、CEV補助金は147万円。

 

プレスリリース:新型水素電気自動車「The all-new NEXO」の日本販売を4月8日より開始 | ヒョンデ

 

●エレコム、ケーブル一体型の半固体モバイルバッテリーを発売へ

 エレコムは4月7日、自社ホームページ上で、「半固体リチウムイオン電池を採用したケーブル一体型モバイルバッテリーを4月上旬から順次発売する」と発表した。3月発売の半固体リチウムイオン電池モバイルバッテリーの第2弾製品となる。

 

 

プレスリリース: 「あ、ケーブル忘れた」が、もうなくなる。高い安全性と持ち運びのしやすさを両立した半固体電池モバイルバッテリーを新発売 -買い替えのタイミングがわかり、安心して使い続けられる製品へ- | エレコム株式会社 ELECOM

関連記事:週刊バッテリートピックス「FDK、米企業とライセンス契約」「Battery Summit今月開催」など

 

●中国GCL系、日本でタンデム型ペロブスカイト太陽電池を量産販売へ 7月にも

 中国民営シリコンメーカー大手・協鑫集団(GCL)傘下の協鑫光電(GCLペロブスカイト)が、7月をめどにタンデム型ペロブスカイト太陽電池の販売を日中両国で始める模様だ。日刊産業新聞が4月7日伝えた。

 ペロブスカイト太陽電池は日本独自の技術とされ、中でもタンデム型は次世代技術として日本勢も開発を急ぐ。ただ、量産に向けては中国勢の追い上げが強まっている。

<海外>

●中国、ナトリウムイオン電池の熱暴走の完全阻止で実験成功

 中国中央電視台 (CCTV)の日本語放送は4月9日、「中国科学院物理研究所の研究チームが、ナトリウムイオン電池の熱暴走の完全な阻止に成功したとの論文を発表した」と伝えた。この成果は世界初。

 ナトリウムイオン電池は低コストで生産できる次世代電池として注目が高まっているが、熱暴走を含め商品化や量産化に課題が多く、研究成果が待たれている。

 

●クロアチア自動車部品のリマック、BMW向けに新型車載電池

 

 

 クロアチアの自動車部品メーカー、リマック・テクノロジー(Rimac Technology)は4月7日、自社ホームページで、「高級車大手の独BMWと新型の車載電池を製造し、BMWのEVに搭載する」と発表した。

 両社は2022年から技術提携している。新製品はエネルギー密度が前世代製品と比べ20%高く、航続距離を伸ばせる。

 

プレスリリース:Built in Zagreb, Driven Worldwide: Rimac Technology Helps Power the New BMW i7 – Rimac Newsroom

 

(IR Universe Kure)

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