4月17日、日本航空機開発協会は、26年3月の受注・納入統計を発表した。
関連記事
⇒「新旧民間航空機の受注納入について(26年3月)」
26年3月の民間航空機受注機数は、364機(ボーイング33機、エアバス331機)となった。新型航空機の受注をみると、ボーイングはB737maxを20機、B787を8機。エアバスはA321neoを206機、A320neoを54機、A350を35機、それぞれ受注している。なお、エアバスの受注機数が急増しているが、これは2月に開催されたアジア最大の航空ショーであるシンガポール・エアショーが関係しているのかもしれない。
このペースで進むと、2026年の受注機数は2,276機(同644機、1,632機)となり、前年より104機上回る(図表1参照)。
図表1、民間航空機受注機数(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
一方、今月の民間航空機納入機数は、106機(同46機、60機。新型航空機の納入をみると、ボーイングはB737MAXを33機、B787を7機。エアバスはA321neoを24機、A320neoを17機、A350を8機、それぞれ納入している。
このペースで進むと、2026年の納入機数は、1,248機(同572機、456機)と、前年を364機下回る。納入機数は2018の過去最高納入機数ベールの63.5%の水準。
図表2、民間航空機納入機数(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
なお、26年3月のキャンセルは12機(同2機、同10機)。うち、新型航空機では、ボーイングがB737maxを2機。
この結果、26年3月末の受注残機数は16,738機(同7,380機、同9,358機)と過去最高だった24年を508機上回り過去最高の更新となる。2018年の過去最高納入機数で割ると、受注残は10.34年分になる。
図表3、民間航空機受注残機数(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
図表4、民間航空機受注・納入統計(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
図表5、新型航空機受注・納入統計(機)
出所:日本航空機開発協会よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)