6月8日(日本時間)、大和工業と米国大手電炉メーカのNucorとのJVであるNucor-Yamato Steel Company(NYS)が形鋼の建値を50ドル/トン引き上げた。
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NYSは、25年に入り、3月以降断続的に値上げを行っており、今回で9度目となり、累計で385ドル/トンの値上げとなる。 米国内の形鋼需要はデータセンター向けに堅調に推移しており、25年6月よりトランプ関税の50%に守られているため、今のところ割安なアジアからの輸入材の影響が無い。
一方、米国内の鉄スクラップ価格は足元横ばい圏で推移しているため、形鋼のスプレッドは拡大傾向にある。同社の経常利益の過半数を持分法適用子会社であるNYSが稼いでいるため、このスプレッド拡大の恩恵を享受する。なお、この値上げによるスプレッドは1,270ドル/トン程度(従来1,200ドル/トン程度)に広がったと推測する。
(IRuniverse 井上 康)