神鋼商事は15日、同社と熊⾕組、清本鉄⼯が共同出資するローカルエナジーシステム(⼤阪市)において、愛媛県⻄条市で建設を進めていた国内初のブラックバークペレット(BBP)製造⼯場が6月に竣⼯したと発表した。9 ⽉まで試運転を実施し、10 ⽉から商業運転を開始予定。

同⼯場は、⽊材加⼯時に発⽣するバーク(⽊の⽪)を原料とした⽊質ペレットを製造し、炭化装置で熱処理することで、⾼付加価値な脱炭素社会に貢献する新エネルギー「BBP」を製造する⽣産拠点。商業運転を行うブラックペレット⼯場としては国内最⼤規模の製造能⼒を誇り、バークを原料とする⼯場としては国内初の事例となるという。製造能⼒は年間約3万トンで、敷地⾯積が約 1万2000㎡。

BBPは発熱量や粉砕性、疎⽔性(⽔に強い性質)が⽯炭に近く、⽯炭⽕⼒発電所の既存設備を使って⽯炭との混焼 が可能。⼤規模な設備改修が不要で、屋外での保管もできるというメリットがある。また、ライフサイクル全体の温室効果ガス(LCA-GHG)排出量が低く、⽯炭からBBPに置き換えることで、全体のCO2 排出量の低減も見込める。
(IRuniverse K.Kuribara)