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2026年7月LMEスズ相場&在庫の推移一覧 供給制約と在庫減少で反発 月末は5万5,000ドル台を回復

2026/08/03 19:37
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2026年7月LMEスズ相場&在庫の推移一覧 供給制約と在庫減少で反発 月末は5万5,000ドル台を回復

LME錫相場(2026年7月)
LME錫相場は月初の安値圏から切り返し、月末には5万5,000ドル台を回復した。月前半はAI・電子材料向け需要への期待に加え、インドネシアで違法採掘の取り締まりや輸出手続きの停滞が続いたことから供給懸念が意識され、相場は5万3,000ドル台まで持ち直した。月後半には半導体関連株やAIデータセンター投資への期待が改めて買い材料となり、31日の3Mは55,050ドルと約1カ月ぶりの高値で取引を終えた。
セツルメント月間平均はCash53,101.74ドル、3M53,375.65ドルとなり、前月平均(Cash53,357.50ドル、3M53,601.59ドル)からそれぞれ255.76ドル、225.94ドル下落した。月初に5万1,000ドル台前半の安値圏で推移したことが平均価格を押し下げた一方、月後半は一貫して水準を切り上げた。
月間HIGHはCashが7月31日の54,660ドル、3Mが同日の55,050ドル、LOWはCashが7月1日の51,150ドル、3Mが同日の51,200ドルとなった。

LME在庫は月初8,575トンから月末6,010トンへ2,565トン減少し、2022年以来の低水準まで縮小した。インドネシアにおける供給制約の継続に加え、現物需給の引き締まりが相場を下支えした一方、市場ではAI向け半導体需要や電子材料需要の中長期的な拡大期待も維持され、押し目では実需筋の買いが入りやすい地合いとなった。

総じて7月は、平均価格こそ前月を小幅に下回ったものの、月内では月初を底に一貫した回復基調をたどり、供給制約と在庫減少を背景に5万5,000ドル台まで切り返した月と総括できる。


LME錫相場推移($/トン) 3カ月


(2026年6月から7月のLME錫相場&在庫の推移)

 

(IRUNIVERSE S. Aoyama)
 

青山 雫

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