日本金属は26日、インスリン注射等の極細径注射針向けに、レーザー溶接に適応した「薄肉・狭幅ステンレス鋼」の量産を開始したと発表した。
同社は「痛くない針」を代表とする医療・美容向け薄肉溶接管用材料として、安定した溶接性と優れた引抜加工性を兼ね備えたステンレス鋼「NK-304NKM」を世界各国へ供給している。注射針用材シェアは、国内約57%、海外主要エリア約55%と、世界トップクラスのシェアを維持している。
同社製品は、溶接の成否を左右する切断面(せん断面比率)を高度に制御し、溶接不良を抑制するほか、緻密な管理が必要なレーザー溶接に対応するため、板厚公差・幅公差を極限まで追求している。また、極細まで引き伸ばしても破断しない優れた素管溶接部と引抜加工性を両立しているという。
