三菱マテリアルは16日、三菱ガス化学や関東天然瓦斯開発と共同で、宮城県刈田郡蔵王町における地熱資源の開発可能性調査を目的とした共同事業を開始したと発表した。
同社は、1960年代から培ってきた地下資源に関する技術と知見を活かし、地熱資源の調査・開発に取り組んできた。これまでに大沼地熱発電所および澄川地熱発電所(発電は東北自然エネルギー)のほか、安比地熱発電所の開発や山葵沢地熱発電開発事業への参画などを通じて、国内の地熱発電の普及・拡大に貢献してきた。
宮城県蔵王地域では、2021年度から三菱ガス化学が単独で基礎調査を実施してきたが、基礎調査により判明した当地域の地熱ポテンシャルの優位性を踏まえ、2026年3月に三菱ガス化学が事業主体となり、三菱マテリアルや関東天然瓦斯開発との共同事業契約を締結した。今後、それぞれが有する地熱開発事業に関する知見を統合し、3社で協力して本調査事業を推進していく方針だ。

(IRuniverse K.Kuribara)