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E-ScrapASIA#2 韓国からの輸入が増えている背景

2016.09.28 19:21

 月間平均で1万2000トン、年間では13万トンを超えるE-SCRAPの輸入だが、輸入先としては米国からが3,000トン台でトップを走っているが、米に次いで多いのが韓国である。

 

 韓国からは毎月1,300トン前後のE-SCRAPが輸入されている。

→(関連記事)【貿易統計/日本】 2016年07月までの貴金属スクラップ・E-Waste輸出入推移一覧表

 

 韓国からの輸入量の推移は以下の通りで、今年4月からは1,000トン以上が続いている。

 

 

表

 

 

 これについてE-SCRAP関係者は

 「おそらく韓国だけの発生量でここまでは供給できないので、単に韓国経由のE-SCRAPが増えているだけだろう」という。

 

 韓国はOECD加盟国、バーゼル法の規定(指導要綱)によればOECD加盟国同士の輸入は容易だが、非OECD国からの輸入は大変に煩雑な手続きが必要で、また時間もかかる。この韓国からの輸入増加はそうした非OECD国からのものが韓国を迂回して入ってきているものが相当量あると考えられる。

 

 しかしながら原点に立ち返ると

 「何度も国の方には言ってきたことだが、やはり基板に関してはバーゼル法の定義から外すか、あるいはプリント基板の鉛分を現行の0.1%から1%含有と変えるだけで、日本のE-SCRAP市場における競争力は格段にあがる」とE-SCRAPトレーダーは語る。

 

 バーゼル法は国内法であり、また指導要綱的なものであるため、さほど規定の変更は難しくないのでは、と思うが霞ヶ関では簡単ではないようだ。

 

また

 「バーゼル法の改正でも輸出と輸入を一体化で考えるからややこしくなり、時間もかかる。E-SCRAPの輸入推奨については省庁間でのコンセンサスはできていると思うので、先に輸入のほうから改正に着手したらどうか」という建設的な意見もある。

 

 また逆にいうと、さきの韓国からの輸入が、実は非OECD国からのE-SCRAPがほとんどだとすると、これはこれでバーゼル法というものがいかに「ザル法」であるかも物語っている。

 

 

(IRUNIVERSE)

 

 

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