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グレンコア 2019年の銅、コバルト減産

2019.08.08 17:13


 グレンコアは、アフリカの銅事業が予想より増加が遅いこと、銅価格の下落、伴って副産物であるコバルト価格の下落もあり、銅、コバルトの減産を発表した。

 

(関連記事)

 ・グレンコア2019年上半期決算報告

 ・グレンコア DRCでのコバルト生産、一時的に停止 コバルト価格下落などで

 

 2019年通年の銅生産計画を140万トンに削減したと、グレンコアは水曜日に半期結果報告書で発表した。この減少は、コンゴ民主共和国のカタンガプロジェクトでの生産高見込みが50,000トン削減されたことに起因する。また、銅生産の重要な副産物であるコバルト価格の急落に加え、銅価格が軟化したためである。

 

 

LME銅価格の推移(US$/ton)1年

グラフ

 

 

グラフ

 

 

 国際コバルト価格は今年最初の6か月間で58%下落した。また、LME銅価格も、前年比11%の下落をみている。

下半期、LME銅価格は下がり続けており、8月7日水曜日にトン当たり5670.25ドルで先月から4.1%下落している。

 

 これは2019年のグレンコア銅生産計画の2度目の改訂であり、同社は4月下旬に銅のガイダンスを40,000トンまたは3%減らして、145万トンに調整した。
また、この削減がアフリカ事業におけるさまざまな課題に起因するという。

 

 アフリカ銅事業ムタンダ、モパニ、カタンダは、今上半期の営業費用の急増により、利息、税金、減価償却費(Ebitda)を除く3億ドルを超える損失を計上した。
2019年の銅生産量が105,000トン、コバルト生産量が25,000トンと予想されるムタンダ鉱山は年末までにメンテナンスに入るとグレンコアは発表している。しかし年末を過ぎてもメンテナンスは続く可能性を示唆している。

 硫化物鉱床の抽出やコンゴのマイニングコード交渉などのファンダメンタルズが変わらなければ、メンテナンス期間は最大2年間続くと述べた。

 

 水曜日、グレンコア最高経営責任者であるIvan Glasenbergは、2018年に提案されたマイニングコードに関して、コンゴ政府との不一致を再表明した。ただし、コード交渉の結果、ムタンダ鉱山の運用を早くオンラインに戻すかどうかなど、国内でのビジネス上の意思決定での決め手になるだろう。

 

 採掘者からの強い反対に直面している2018年の新コードでは、コバルトの政府ロイヤルティをほぼ3倍にし、多くの鉱山会社によるコンゴ投資がもとになっている2002年のコードに記載されている10年の安定条項を実質的に廃止した。
 

 

 一方、今年の銅生産目標が235,000トンに削減されたコンゴのカタンガ鉱山での採掘効率と回収率の改善に引き続き取り組んでいる。全生産量で、年間30万トンの銅カソードを生産する予定だ。

 

 一連の死亡事故の後、数か月間中止していたザンビアのモパニ事業は、今上半期にわずかだが20,427トンの銅を生産した。フル稼働時の銅生産量は140,000 tpyを予定している。
それにもかかわらず、同社は、パフォーマンスの低いアフリカ資産を売却する計画はないと主張した。

 

 カタンガ、モパニ、ムタンダの予想よりも増産が遅いが、世界で150以上の事業運営している一グレンコアにとって大きな課題が続くことはなかった。一方、これらのプロジェクトに大きな可能性を見出し続けていると、Glasenberg氏は述べている。

 

 今上半期、グレンコアのアフリカ銅部門における資本支出は、全体の銅資本支出の42%以上も占めた。

 

 

(IRUNIVERSE JENNYF)

 

 

 

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