亜鉛建値引き下げにつれて真鍮削粉単価も5円引き下げ
2021.01.27 10:33
昨26日の亜鉛建値引き下げを受けて、27日黄銅棒メーカー日本伸銅は1月第5回目の真鍮削粉単価について5円引き下げの614円とした。
国内亜鉛建値はキロ当たり328円に据え置き。現在までの1月平均値は334.2円。銅建値は据え置きのキロ当たり870円、現在までの平均値は870.0円。
LME亜鉛相場の軟化は引き続いており、現地26日にはLME指定在庫が4万5,000トン余り急増、2,656.5ドルまで売り込まれている。
円相場は昨日亜鉛建値引き下げ時TTS104円.77銭に対して足元104円68銭で9銭の円高。
為替ドル円推移グラフ 3カ月
LME亜鉛相場と国内建値推移グラフ 3ヶ月
国内真鍮削粉単価推移 3か月
(IRUNIVERSE S.Aoyama)
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