豪鉄鉱石大手Fortescue社からの四半期報告 出荷量は順調だったがコストも上昇
2022/11/01 15:32
豪鉄鉱石大手のFortescue Metals Groupは10月27日、2023会計年度第1四半期(9月末日まで)の業績報告を行なった。これによると、同社の鉄鉱石出荷量は前年同期比4パーセント増の4,750万トンで、第1四半期としては過去最高を記録したとのこと。同社のAndrew Forrest会長はこの出荷量に言及し、「2023会計年度の好調なスタートを切ることができました」とコメント。ただし、C 1コストに注目すると、今四半期は17.69米USドル/ wmtと前四半期比で単価が3パーセント上昇しており、また、過去1年間では16パーセントも上昇したことが分かる。
関連記事
- 2024/05/03 日本製鉄:USスチールの買収時期を変更
- 2024/05/03 アングロ買収、グレンコアも食指か 消息筋、BHP打診で余波 銅価格の先高観後押しも
- 2024/05/02 東京製鐵:省エネ法事業者クラス分け評価制度におけるSクラスを取得
- 2024/05/02 原油価格の動向(5/1)
- 2024/05/02 カザフスタン、金属スクラップ輸出禁止を延長 7年前から実施、地元企業保護目指す
- 2024/05/02 中国政府 再生資源業界の発展のために税制面での支援策を実施
- 2024/05/02 中国の原子力エネルギー総合応用は急速に発展し、独自の第3世代原発の総合国産化率は90%を超えた
- 2024/05/01 輸出鋼材のスプレッド(24年3月)
- 2024/05/01 日中ホットコイル輸出価格比較(24年3月):価格差拡大
- 2024/05/01 G7、石炭火力の段階的廃止で合意 企業レベルでは混乱、旧来型エネルギーに揺り戻しも