JFE商事エレクトロニクス@第9回メタルジャパン
RXジャパン株式会社が主催する第13回 高機能素材Week2022が幕張メッセで12月7日(水)~9日(金)に開催されている。カーボンニュートラルへの取り組み,、自動運転、更には空飛ぶクルマをはじめとした次世代モビリティの開発・実用化など日々進化する自動車業界の進化を支える「材料技術」が幕張メッセに集結した。
高機能素材Weekは、第13回フィルテックジャパン、第11回プラスチックジャパン、第9回メタルジャパン、第7回セラミックスジャパン、第6回接着・接合EXPO、第5回塗料・塗装設備展(コーティングジャパン)、第2回サステナブル マテリアル展で構成される。
同時開催としては、第22回 Photonix(フォトニックス)・光・レーザー技術展、第32回 ファインテックジャパン
<日本鋳造の低熱膨張材でワンストップサービス開始:JFE商事エレクトロニクス>
<第9回メタルジャパン、高機能 金属に初出展>
JFE商事エレクトロニクス(社長:前澤孝彰氏)は日本鋳造(社長:鷲尾勝氏)、の低熱膨張合金材料(LEX)で加工などを含めたワントップサービスの提供を12月から開始した。
低熱膨張剤
カテゴリー|究極の低熱膨張材LEX®︎|日本鋳造株式会社 (nipponchuzo.co.jp)
LEXの応用分野は、主に半導体装置(例:ウエハ研磨装置及び露光装置)。
特殊なものとしては、ロケットに掲載する顕微鏡、望遠鏡の支持具。そのた、計測・分析機器、通信機器、金型全般、工作機器などであるとのこと。
これまでは主に素材販売を行ってきたが、総合窓口を設けることで、加工や造形、熱処理、表面処理まで一貫で顧客ニーズに応える。JFE商事エレクロトニクスは4月にプロセスソリューション営業部高機能性材料開発室を設け、LEXを取り扱ってきた。素材販売を通じ顧客から加工等の要望も寄せられる中、パートナーと組み、サービス体制を構築、3Dプリンターを含めた加工や応力除去、固溶化といった熱処理、めっきや溶射、完成検査や合金設計まで対応できるようになった。
LEXの総合窓口として低熱膨張合金のワンストップサービス
・究極のゼロ膨張を含むLEX材のソリューション
・試作品1点から量産品まで
・精密難加工にはオリジナル切削工具で対応
LEXの3D積層造形
機械加工では無し得ない造形が可能:パウダーベッド方式金属3Dプリンター使用
3D積層造形を活用した低熱膨張材料を開発(コバルト含有率を極限まで低減)
3D造形品。日本鋳造の創業者、浅野総一郎氏の像もブースに展示されていた。
(IRUNIVERSE tetsukoFY)
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