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タングステン・モリブデン工業会 賀詞交換会でタングステン・モリブデン功労者を表彰

 タングステン・モリブデン工業会(青木克明理事長=東芝マテリアル社長)は、1月17日、都内で賀詞交換会を開いた。

 

 交換会では、冒頭に青木理事長が「新型コロナの感染拡大や北朝鮮のミサイル発射など国際情勢が不安対する中、工業会がどのような活動すべきかについて会員内でにアンケートを取ったところ、『工業会としていろいろな情報を発信していこう』、『サステナブルな社会を目指してCO2削減を削減していこう』などの意見があがりました。今年の大きなイベントとしては、タングステンの国際会議であるITIAが大阪で開催されますので、積極的にタングステンをPRしていきます」と述べ、今年の抱負を語った。

 

冒頭の挨拶を行った青木理事長

 

  続いて、来賓として荻野洋平・経済産業省商務情報政策局情報産業課デバイス・半導体戦略室長が「今年は、EV普及や工業製品の自動化、DX、GXといった政策が本格化していく年です。また、電子部品や半導体関係の製品は、春・夏以降確実に回復していくというポジティブな意見もたくさん聞けるようになってきました。こういう時こそ足元をしっかりと固めて次の成長に備えて技術改善に取り組めるよう、経産省としてもしっかりと支援していきます」と話し、工業会にエールを送った。

 

来賓の挨拶を行った経産省の荻野氏

 

 

 その後、長年にわたりタングステン・モリブデン業界に携わった功労者を表彰する「工業会功労賞」と「工業会技術賞」、「工業会技能賞」の表彰式が行われた。

 

 「工業会功労賞」には、元株式会社アライドマテリアルの相馬秀男氏、「工業会特別功労賞」には、元アドバンストマテリアルジャパン株式会社の中村繁夫氏、「工業会技術賞」には、日本タングステン株式会社の宮﨑寧記氏、株式会社アライドマテリアルの伊藤正幸氏、東芝マテリアル株式会社の江崎元昭氏の3人。そして「工業会技能賞」には、日本新金属株式会社の磯川茂氏、株式会社アライドマテリアルの吉住克也氏、日本タングステン株式会社の坂本誠一郎氏、東芝マテリアル株式会社の芹沢仁氏の4人が表彰された。

 

<工業会厚労省受賞者>

元株式会社アライドマテリアル相馬秀男氏

 

<工業会特別功労賞受賞者>

元アドバンストマテリアルジャパン株式会社中村繁夫氏

 

<工業会技術賞受賞者>

日本タングステン株式会社、宮﨑寧記氏

株式会社アライドマテリアル伊藤正幸氏

東芝マテリアル株式会社江崎元昭氏

 

<工業会技能賞受賞者>

日本新金属株式会社磯川茂氏

株式会社アライドマテリアル吉住克也氏

日本タングステン株式会社坂本誠一郎氏

東芝マテリアル株式会社芹沢仁氏

 

 表彰式後の歓談では、元アドバンストマテリアルジャパン株式会社中村繁夫氏がこれまでタングステンやモリブデン業界で世界のトレーダーと携わってきた経験の中から中国とロシアとカナダの事例を紹介。質が悪いものしか生産していなかった中国や品質は良いが安定性にかけていたロシア、資源が豊富なカナダに日本の技術者が出向きタングステンの発展に貢献した思い出話を語った。

これまでのタングステン人生を語る中村氏

 

 

 また、工業会理事(=トクサイ株式会社代表取締役社長)の錦貫氏は、地元新潟県の小学校で出前授業を行った際、タングステンやモリブデンという言葉を知っている小学生がほとんどいなかった事例を紹介。「タングステンやモリブデンそのものとはなんぞや」というところから進める草の根運動の必要性を説いた。

新潟の小学校での出前授業について語る錦貫氏

 

 

(IRUNIVERSE ISHIKAWA)

 

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