新着情報

2025/05/02   白黒レンガ比較:世...
2025/05/02   金、1-3月期は需...
2025/05/02   チタン:今後のスポ...
2025/05/02   豪州からの風#39...
2025/05/02   2025年4月LM...
2025/05/02   2025年4月LM...
2025/05/02   MLCC輸出入Re...
2025/05/02   タイヤ:25年2月...
2025/05/02   2025年4月LM...
2025/05/02   バナジウム市場近況...
2025/05/02   リサイクルタウンの...
2025/05/02   銅板輸出Repor...
2025/05/02   銅条輸出Repor...
2025/05/02   銅鉱石輸入Repo...
2025/05/02   精製銅輸出Repo...
2025/05/02   二次電池輸出入Re...
2025/05/02   炭酸リチウム輸入R...
2025/05/02   水酸化リチウム輸入...
2025/05/02   酸化コバルト輸入R...
2025/05/02   硫酸ニッケル輸入R...

Redwood社バッテリーリサイクル・再生・不良化率5%未満

 ネバダ州カーソンシティー拠点のレッドウッド・マテリアルズ社のカリフォルニアの最新鋭工場でEV車のバッテリーリサイクルと新バッテリーへの再生に関する評価を実施した12ヵ月間のバッテリーリサイクル・再生バッテリーの評価結果を公表した。

 

 

 同社が試験の対象としたのは古いニッケルメタルハライド電池と比較的新しいリチウムイオン電池の両方で、全部で12社以上のメーカーの1,268個のバッテリーパックでリサイクルし再生したバッテリーの性能を調査した結果、使用できなかったバッテリーパックは5%未満であったと公表した。

 

 全く新しい原材料を使用したバッテリー製造工場の不良品化率は、当初数年は3割程度であったとの日本の大手バッテリーの情報もあった。現在は不良品化率が向上していると思われるが、EV車バッテリー製造工場では、製品化できなかった電極材の不良品が多く排出されている事が常識となっている。

 

 今回レッドウッド・マテリアルズの性能評価に至る詳細情報は開示されていないが、バッテリーのサーキュラーエコノミーを目指す同社のリサイクル再生技術水準が非常に高まっている事を内外に示す結果と思われる。

 

 

(IRuniverse Katagiri)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る