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Redwood社バッテリーリサイクル・再生・不良化率5%未満

 ネバダ州カーソンシティー拠点のレッドウッド・マテリアルズ社のカリフォルニアの最新鋭工場でEV車のバッテリーリサイクルと新バッテリーへの再生に関する評価を実施した12ヵ月間のバッテリーリサイクル・再生バッテリーの評価結果を公表した。

 

 

 同社が試験の対象としたのは古いニッケルメタルハライド電池と比較的新しいリチウムイオン電池の両方で、全部で12社以上のメーカーの1,268個のバッテリーパックでリサイクルし再生したバッテリーの性能を調査した結果、使用できなかったバッテリーパックは5%未満であったと公表した。

 

 全く新しい原材料を使用したバッテリー製造工場の不良品化率は、当初数年は3割程度であったとの日本の大手バッテリーの情報もあった。現在は不良品化率が向上していると思われるが、EV車バッテリー製造工場では、製品化できなかった電極材の不良品が多く排出されている事が常識となっている。

 

 今回レッドウッド・マテリアルズの性能評価に至る詳細情報は開示されていないが、バッテリーのサーキュラーエコノミーを目指す同社のリサイクル再生技術水準が非常に高まっている事を内外に示す結果と思われる。

 

 

(IRuniverse Katagiri)

 

 

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