新着情報

2024/05/10   日本製鉄:24/3...
2024/05/09   住友金属鉱山:24...
2024/05/09   東海カーボン:24...
2024/05/09   日鉄ステンレス:2...
2024/05/09   日本冶金:24/3...
2024/05/09   自動車業界動向#5...
2024/05/09   HONDA:インド...
2024/05/09   ニチアス(5393...
2024/05/09   2024年3月アル...
2024/05/09   ネオジム磁石を超え...
2024/05/09   新日本電工:24/...
2024/05/09   円安、働き方改革、...
2024/05/09   中部鋼鈑:24中期...
2024/05/09   二次電池輸出Rep...
2024/05/09   二次電池輸出入Re...
2024/05/09   バリウム輸入Rep...
2024/05/09   炭酸バリウム輸入R...
2024/05/09   酸化セリウム輸入R...
2024/05/09   亜鉛地金輸出Rep...
2024/05/09   タンタル原材料輸出...

豪BHP、OZミネラルズを買収 銅に注力へ、チリでも意欲

 オーストラリアの資源大手BHPグループは17日、同社ホームページ上で、かねて進めていた豪銅・金生産のOZミネラルズの完全買収案が、「豪連邦裁判所から承認を受けた」と発表した。買収は裁判所から証券取引所への通告日である18日を起点とし、5月2日に発効する。買収に伴い、OZミネラルズは18日、豪証券取引所(ASX)での上場を廃止した。

 

 買収額は約96億豪ドル(約8700億円)。BHPは4月24日午前7時時点のOZミネラルズの株主に対し、1株当たり現金26.50豪ドルと特別配当1.75豪ドルの合計28.25豪ドルを支払う。OZミネラルズは2022年夏にBHPから買収を提案された際には拒絶したが、4月13日の株主総会では買収案を承認していた。

 

 BHPにとってOZミネラルズの買収は銅の生産拡大につながると見られている。実際、BHPは銅事業への意欲を見せており、ネットニュースのmining.comは4月18日、「BHPがロイヤルティー税の引き下げでチリ政府に揺さぶりをかけている」と伝えた。チリのエスコンディーダ銅山について、一定の税率引き下げが実施された時点で10億米ドル程度の追加投資を行うことを提案しているという。報道によれば、チリのロイヤルティー税は既に平均実効税率が推定46%まで引き下げられたが、BHPは他国では41%~ 44%だと主張しているとされる。

 

 

(IRuniverse Kure)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る