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2023年度 夏季賛助会員総会・研修会を開催 @日本チタン協会 

 『より多く、より広く、より便利に世界中でチタンを使ってもらえるようにする』ため、チタンの適用拡大、需要開拓に向けて取り組んでいる一般社団法人日本チタン協会は7月27日(木)に東京・神田の学士会館にて、2023年度夏季賛助会員総会・研修会(講演)・交流会を開催した。初のハイブリッドでの開催となった。

 

 日時、会場及びプログラムは下記のとおり。第一部の総会では、村上 仁専務理事 及び 賛助会員部会長 樫尾善博氏が協会の活動状況を報告した。

 司会進行は梶尾氏。

 

 写真 専務理事 村上 仁氏:2023年4月末迄 神戸製鋼チタンユニット勤務(1965年生まれ)

 

活動報告トピックスとしては、

・環境委員会活動では、スポンジ、展伸材のPCR(Product Category Rule)の認定を2023年3月に取得。

 

・賛助会員を対象とする「チタン需要開拓助成金制度」では、年2件(1件上限50万円)の助成を行う。2023年度は、株式会社アロイ及びAero Edge株式会社が採択された。成果報告会は2024年2月予定。2024年度の募集は、2024年1月末。

 

・2023年9月13日(水)~15日(金)に東京ビッグサイトで開催される、N-PLUS展示会に出展してチタン製ボルトをPRする予定。

 

・第28回チタン講習会を、11月8日~9日、福井市地域交流プラザで実施。見学会[株式会社シャルマン(鯖江市)]を実施。定員30名程度

 

 

1.日 時  2023年7月27日(木)14:00-17:00[交流会(210号室)〜19:00]

2.会 場  学士会館 202号室 東京都千代田区神田錦町3-28

 

3.プログラム

第1部 総会

開会の挨拶 賛助会員部会長 梶尾 善博(トーホーテック株式会社)

協会活動 全般報告 専務理事 村上 仁

賛助会員部会 活動報告 賛助会員部会長 梶尾 善博

 

第2部 研修会(講演) 15:00~17:00

「素粉末混合法によるニアネットシェイプチタン合金部材開発」 

  トーホーテック株式会社 早川 昌志 氏 

                      

「カーボンニュートラルに貢献する高伝熱チタン板HEET」

  株式会社神戸製鋼所 今野 昂氏

 

「新規インプラントTi合金のバイオ機能化」

  東北大学 正橋 直哉氏

 

《賛助会員 自社紹介》

・シチズン時計株式会社「表面処理受託加工サービスの紹介」

 

展示:人類が初めて月面着陸した翌年の1970年。“チタニウム”を採用した世界初の腕時計が誕生した。

キズに強く、軽く、肌にやさしく、サビにくいシチズンの独自素材“Super Titaniiumu ”を時計の世界から、宇宙開発の舞台へと展開。

 

 会場では、時計の美しさを保つために開発されたDURATECTを紹介した。特に、チタンの硬化処理であるヂュラテクトMRK(Metal composition Reforming and Keeping)は、チタンそのものを硬くする技術であり、チタンの外観を保ったまま素材表面を硬質化できる。

 シチズン受託加工詳細はこちら

受託加工サービス(表面処理・プラ成型):シチズン時計株式会社 (citizen.co.jp)

 

第3部交流会 

 

記念品贈呈 -令和5年春「旭日単光章」叙勲 受賞  (株)東京チタニウム 会長 小澤日出行氏(写真 右)

 

 小澤氏は、47年間チタン一筋。1982年に埼玉県和光市にて、チタン専門業者として株式会社東京チタニウムを創立(30歳)。1984年に代表取締役社長就任、2015年から代表取締役会長(63歳)。

 同氏は、創業以来、一貫してチタン等の難接材料について溶接技術を蓄積。超純粋環境における超小型チタン製高効率熱交換器を開発した。これにより半導体業界及び燃料電池業界での省スペース、低コスト化にも貢献した。こうした功績が認められ、平成21年(2009年)経済産業省・中小企業庁「2009元気なモノ作り中小企業300社」を受賞されている。

 

交流会の様子

乾杯発声 武智 勉氏[開発会議 船舶・建設・海洋部会長 日本製鉄(株)]

 

 

 講演概要は次報にて、ご紹介いたします。

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

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