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韓国ポスコ 8月のステンレススクラップ購入価格も下げ 7か月連続の値下げ

韓国ポスコ社は28日に原料会議を行い、同日にサプライヤー各社に通知。

304系、316系スクラップともに値下げ。400系は入札、となり、これで同社のステンレススクラップの購入価格は7か月連続の値下げとなった。

8月の304系単価は、前月比キロ当たり75ウォン下げで1825ウォン、316系は100ウォン下げで3450ウォン。304系は2021年7月以来(1880ウォン)の安値。28日の為替レートで計算した円価では、304系が199円、316系は376円となる。

 ポスコはニッケル源としてニッケル銑鉄も用いていること、韓国国内からの供給が十分にあることでスクラップの評価率は下がっている。ただ、日本のステンレスメーカーほど減産はしていないため、やはり原料在庫が潤沢にあることがスクラップ評価を低くしている要因かと推察される。

 

 ポスコ 2Qのステンレス生産は前年比3.3%増の47万トン 張家港は赤字に

 

 

(ポスコ社のSUSスクラップ購入価格推移)

 

(LMEニッケル相場($/ton)と日本国内304系スクラップ相場(\/kg)の推移)

 

LMEニッケル相場は年初から基本的には下落を辿っており、足元はトン当たり2万ドル前後でよくいえば安定している。

日本国内の304系スクラップの実勢ではキロ当たり185~195円。国内発生が少ないこと、中国系輸出業者の買値に引っ張られていることが相場を下支えしている。ポスコ社の円価イコール輸入価格ではないが、輸出メリットのある単価ではないことは想像される。

 

 

(IRUNIVERSE/MIRUcom)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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