2023/08/02 11:00
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基準となるLME7月銅相場は、6月末でいったん、米利上げ継続観測や主要国景気先行き不安などで、売り優勢となって8,200ドル近辺まで急降下して末日を迎えたが、あけて中国景気刺激策期待やドル高一服で反発、現先とも8,300ドル台を回復。4日の米独立記念日による米商品市場休場を経て、米中対立への警戒感や、中国財新6月サービス業PMIが事前予想を下回ったことやドル高を受け,5日に月間Low CASH8,251.00ドル、3M8,270.00ドルまで下降。8,300ドルを上値抵抗線とする取引が続くも、12日には弱気米CPIを受けたドル安をきっかけに上昇に転じ、14日にはCASHが月間High 8,651.00ドルに達した。しかし高値を離れると、続く期間では弱気中国経済指標から同国需要不安が広がり、急速に値を落とし19日には現先とも8,300ドル台にまで値を落とした。20日には欧州インフレ鈍化や中国景気刺激策期待を背景に上昇基調に転じ、終盤は株高や米経済ソフトランディング期待などで、もう一段値位置を上げ、末日には現先ともに8,600ドル台に達し、3Mは月間High 8,670.50ドル台に達した。
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