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ガリウム価格が一段高 中国規制を経て買い続く、ゲルマニウムは足踏み

 半導体などの素材になるガリウム価格が一段高となっている。8月3日に高値で1kg=420ドルと前日比8%上昇し、2022年10月半ば以来およそ10か月ぶりの高値水準を付けた。その後も同水準で推移している。中国商務省と税関総署は8月1日、ガリウム関連製品を輸出規制の対象に含めた。ガリウム価格は規制初日には反応が鈍かったが、その後に再び、供給不足を警戒した買いが入っている。

 

過去3か月間のガリウム価格の推移(EU Freemarket)($/Kg)

 

 ガリウム価格は中国当局による規制発表があった7月3日以降は一貫して上昇し、規制発表後の上昇率は58%に達した。7月20日に節目の400ドルを超えてからは先回り買いも一服した感があったが、規制後に再び上昇傾向となっている。

 

過去3か月間の金属ゲルマニウム価格の推移(9.99%China)($/Kg)

 一方、同時に規制対象となったゲルマニウムは8月3日に1kg=1550ドルと前日から0.3%値下がりした。4月下旬から値動きがなく、規制発表後も横ばいが続いていたが、7月27日に1555ドルに値上がりしていた。規制実施後は小幅な値動きとなっている。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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