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第20回スマートエネルギーWeek開幕 會澤高圧コンクリート

RX Japan株式会社が主催する「第20回 スマートエネルギー Week【秋】」が、2023年9月13日(水)、幕張メッセで開幕した。商談会は9月15日(金)まで開催される。前回の「第19回 スマートエネルギー Week【春】」の開催地は東京ビッグサイトであった。

「第20回 スマートエネルギー Week【秋】」は下記展示会で構成されている。

第3回脱炭素経営EXPO【秋】、H2&FC EXPO【秋】~第20回【国際】水素・燃料電池展~、SMART GRID EXPO【秋】~第14回【国際】スマートグリッド展~、WIND EXPO【秋】~第12回【国際】風力発電展~、BATTERY JAPAN【秋】~第15回【国際】二次電池展~、PV EXPO【秋】~第17回【国際】太陽光発電展

 

春に開催された下記は秋には開催されなかった。

●ゼロエミッション火力発電EXPO, ●サーキュラー・エコノミーEXPO CE JAPAN,

●バイオマス展,●第7回ゼロエミッション火力発電EXPO 通称ZET(ゼット)

 

 

第3回脱炭素経営EXPO【秋】

第3回 脱炭素経営EXPO【秋】  会場風景

 

これまでも取材させていただいている會澤高圧コンクリートの大橋さまから、脱炭素経営EXPOにコンクリート版の脱炭素経営プラットフォームaNET ZEROイニシアティブが参加する連絡をいただいたので取材した。

 

ブースではaNET ZEROイニシアティブに参画する各社の脱炭素系コンクリートを紹介するとともに、炭素削減記録をブロックチェーンを使ってスコープ3ベースで管理する脱炭素経営プラットフォームをプレゼンテーションした。

 

ブース会場でプレゼンされる會澤高圧コンクリート執行役員“未来(みらい)”開発本部の大橋“未来(みき)”さん。

 

前回の取材記事はこちら

第19回スマートエネルギーWeek  空飛ぶ3Dプリンタ@會澤 | MIRU (iru-miru.com)

 

CO2削減管理にNFTを活用した次世代流通システム

コンクリート産業の政策集団aNET ZEROイニシアティブ

 

全国の主要メーカー50社が結集。炭素の削減を記録に残し、大切な顧客にその記録を渡す。さらに、地球のために記録を活かす活動。

 

 建設産業の脱炭素化を実現させるためには、自社の直接のCO2排出(ガスや電気の使用など)だけではなく、他社から仕入れる原材料を含めたスコープ3ベースでのCO2排出量を管理する必要がある。

 

 特に鉄やコンクリートように使用量の多い素材はトータルのCO2排出量の多くなるので、脱炭素化は優先度の高い課題である。

 

 

商談中の會澤社長(写真左)

 

 

仕入れるコンクリートを従来よりもCO2排出量を抑えた脱炭素系コンクリートに切り替え、それによって「自分の選択がどれくらいのCO2削減に貢献したか」についての記録を、改ざんや二重計上を許さない信頼性の高い方法で行う仕組み必要。

 

そこで會澤高圧コンクリートはブロックチェーンの特性を活かし、CO2削減量の計算根拠となるデータをNFTとして発行し、ゼネコンや発注者に譲渡するシステムを開発した。

 

CO2削減量の証明が企業の社会的責任(CSR)を果たすための要素となり、炭素削減記録がそのまま価値になることが考えられるこれからのために、信頼性が高く、細かくCO2削減量を証明することが出来る方法は必須となる。

 

會澤高圧コンクリートが提案する先端コンクリートとしては、

北米を中心に世界最速で普及する炭素除去コンクリート「CarbonCure」や、バクテリアが分裂を続けながら代謝活動でひび割れを自動的に修復する自己治癒コンクリート「Basilisk」が、その代表格。その他コンクリートに電気を貯める蓄電コンクリート「ec3」も実用化フェーズに入るなど、コンクリートGXと呼べる新たな素材テクノロジーの開発が行われている。

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

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