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チリ銅コデルコ、ついにリチウム進出へ、豪LPI買収、363億円で 外電報道

 世界銅最大手であるチリのコデルコがリチウム産業に進出するようだ。ロイター通信などの外電は10月19日までに、「コデルコがオーストラリアのリチウム企業であるリチウム・パワー・インターナショナル(LPI)を3億8500万豪ドル(約363億円)で買収すると発表した」と伝えた。銅の老舗もとうとう電気自動車(EV)向け需要に参戦する形となる。

 

 

 買収はLPIの発行済み株式について1株当たり0.57豪ドルの現金を支払う形で進める計画だが、2024年1月までに予定されるLPIの株主による承認を得てからとなる。LPIはかねてチリ北部のマリクンガ塩湖でリチウムを生産しており、コデルコもその近くに所有地があるという。カナダの専門紙カナディアン・マイニングによると、LPIのマリクンガ塩湖工場の炭酸リチウム生産量は年間190万トン程度。

 

 チリはEVの世界的な普及を見据え、国家を挙げてリチウム産業の拡大を急ぐ。一方のコデルコを巡っては古い銅鉱の始末などで財政が思わしくなく、米格付け会社ムーディーズが同社の信用格付けを引き下げたばかり。コデルコはリチウム産業への参入により、財務状態の改善を目指すとみられる。

 

関連記事: チリ銅コデルコに債務懸念 ムーディーズ格下げ、CFOも辞任 コスト増と価格下落で  | MIRU (iru-miru.com)

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(IR Universe Kure)

 

 

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