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米エース・グリーン、国立研究所とLFPリサイクルで共同研究へ 再生コストの低減視野

 米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は10月18日、ホームページ上で、米国とシンガポールに本社を置くバッテリーリサイクル専業のエンジニアリング会社であるエース・グリーンリサイクルと、電気自動車(EV)バッテリーに使われるリン酸鉄リチウム(LEP)のリサイクルについて共同研究開発協定(CRADA)を結んだと発表した。LFP再生のコスト低減を目指す。

 

(出所:NREL)

 

 発表によると、研究対象はLFPのほか、グラファイト(黒鉛)やその他の正極(カソード)活物質など。LFPバッテリーは、生産コストは低いもののリサイクルコストは高くつくという問題がある。近年は大手EVメーカーがLFPバッテリーを採用する動きが広がるが、リサイクルの問題は未解決のままだ。

 NRELの幹部は発表資料の中で、「現在の湿式冶金リサイクル法は、LFP電池からリチウムや銅などの高価値物質を抽出することに重点を置いているが、グラファイトやリン酸鉄などの低価値材料も採算の取れる商品に再生利用する効率的な工程を実証しなければならない」と述べた。

 

 エースはすでにLFP電池を小規模でリサイクルする独自の技術を開発している。NRELは今後、米コロラド州にある同研究所の施設をエースの実証実験などに提供する見通しだ。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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