新着情報

2024/02/27   大栄環境:リサイク...
2024/02/27   パナソニックエナジ...
2024/02/27   住友金属鉱山:PT...
2024/02/27   白黒レンガ業績比較...
2024/02/27   はんだ国内生販在R...
2024/02/27   2024年1月伸銅...
2024/02/27   日本製鉄:米政権が...
2024/02/27   脱炭素の部屋#15...
2024/02/27   LME Weekl...
2024/02/27   電池生産で自律を目...
2024/02/27   MARKET TA...
2024/02/26   ギニアの採掘・探査...
2024/02/26   EUの炭素国境調整...
2024/02/26   米大手SUS&Ni...
2024/02/26   中国・紫金鉱業、チ...
2024/02/26   工具生販在Repo...
2024/02/26   二次電池PSI-R...
2024/02/26   二次電池PSI-R...
2024/02/26   二次電池PSI-R...
2024/02/26   国内半導体生販在R...

第3回 鉄スクラップオンラインセミナー  中国最大鉄スクラップ加工会社“欧冶”~

鉄リサイクリング・リサーチ(代表取締役 林 誠一氏)主催による第3回オンラインセミナーが2023年12月6日(火)に、開催された。今回は、~鉄スクラップ加工処理業~に視点をあてたセミナーとなった。

世界的な金属リサイクル業界のリーダーを目指す、中国最大の鉄スクラップ加工会社“欧冶(おうや)錬金再生資源有限公司”に関心が集まった。

 

カーボンニュートラルで、鉄スクラップはこう変わる! ~鉄スクラップ加工処理業~

セミナーの概要は下記を参照ください。

SRR主催 第3回鉄スクラップONLINEセミナー CNで鉄スクラップはこう変わる! | MIRU (iru-miru.com)

 

注目すべきは、中国・宝武鋼鉄集団が鉄スクラップ事業を拡大していることである。

2020年1月に設立したグループ企業の欧冶(おうや)錬金再生資源有限公司は、設立1年目で鉄スクラップ年間扱い量1千万トン以上(1,443万トン)を達成。相次ぐ拠点開設によって、2年目の扱い量は同2,620万トンにまで増えた。

2022年には、3,343万トンに達し、売上高は初めて1,000億元(約2兆8千億円)を超えた。

 

2022年の中国の鉄スクラップ消費量は、2億5,022万トンで、前年比10.7%増であった。23年1月~5月累計では、9,659万トンで、同期3.7 %減。工業・情報化部は2023年の鉄スクラップ消費目標として2億6,500万トンの達成を目指すとしている(鉄鋼連盟発表、中国鉄鋼業の最近の動向より)。

 

中国における昨年の鉄スクラップ発生量は、自家発生分を含め2億6千万トン程度。今後も発生量は増加する見込み。

 

関連記事

Fe Scrap Watch2023#13 24年相場は強気か弱気か? | MIRU (iru-miru.com)

中国 2025年までに鉄スクラップ使用量は3億3000万トンに | MIRU (iru-miru.com)

 

「中国鉄鋼市場の概況及び中国最大のスクラップ加工業者 設備メーカーのご紹介」

Mysteel Japan Rep 朝田氏(日本代表)が、中国の鉄鋼業の概況説明、年間5000万トンの処理能力を有する中国最大のスクラップ加工処理業者、欧冶鏈金再生資源有限公司の概要を講演された。

 

<中国の電炉の状況>

 

Mysteelが行った、中国全国の87電炉の調査結果によると、

・電炉の稼働率は平均48.67 %で、通年平均では2022年より1.5 %高くなると予想される。

 

・鉄鋼生産と消費の低迷期である11-12月に生産ペースを落とす可能性がある。また、冬期には鉄スクラップの 回収と処理が遅れるため、鉄スクラップの入手が困難になる。

 

・中国の電炉の総生産能力は、2023年には前年比5.2%増の2億100万トンに増加する見込。

 

 

<欧冶(おうや)錬金再生資源有限公司概要>

 

欧冶(おうや)錬金再生資源有限公司の所在地は上海で、払込資本金は約380億円。

株主構成は、筆頭株主は中国宝武鋼鉄集団有限公司、他、馬鋼集団等22社。

その他の株主には、中国建設銀行、中国鋁(Aluminum)業集団有限公司、中国中車股份有限公司(CRRC) 中国中信集団公司(CITIC)など大手企業が出資参画している。

 

≪拠点数:約500≫

中国を8地域に分割し、それぞれを30の直営子会社が統括する。

その他、30の子会社、約30の加工基地、200のサテライト基地、300を超える提携基地を保有する。

 

欧冶(おうや)の企業としての位置づけとしては、宝武鋼鉄集団のTier-1会社(1次サプライヤー)であり、宝武の資源・環境事業部門の柱となり、金属リサイクル・エコシステムを構築する使命を担っている。

 

世界的な金属リサイクル業界のリーダーになること、及び、中国の標準をつくることを目指している。

 

現在の加工・流通能力は5,000万トンであるが、今後3~5年以内に国内シェア30%以上を達成し、数量規模は1億トンを超える計画とのこと。

 

 

<欧冶(おうや)錬金再生資源有限公司概要>

 

・人工知能に基づく鉄スクラップ格付けシステムは、遠隔監視技術を活用しており、90 %以上の認識率を達成。 目視検査、経験的判断など、従来の方法によるグレードの判定間違いや危険物混入問題など、品質問題の排除を可能にする。

このシステムは未だ改良中であり、普及発展途上にあるものの、欧冶のAIシステムは市場から高い評価を得ており、注目を集めている。

 

・スマートファクトリーとして、馬鞍山に、馬鋼城興を設立。

2022年には、577万トンの鉄スクラップを加工、販売し、売上高175億元を達成した。

 

 

 この他、講演では、中国最大の鉄スクラップ加工設備製造会社も紹介された。販売地域としては、世界80以上の国及び地域をカバーしている。

 

第2回セミナー関連

鉄スクラップ オンラインセミナー  その2 都市型電炉でコンパクトリサイクル | MIRU (iru-miru.com)

第2回 オンラインセミナー  その1 ベトナムの鉄鋼・スクラップ事情 | MIRU (iru-miru.com)

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

関連記事

関連記事をもっと見る