2023年1-8月のインドネシアステンレス半製品輸出概況① 前年比36%減の大幅減少へ
2023/12/11 10:13
インドネシアの貿易通関統計による、2023年1-8月のインドネシアステンレス半製品輸出統計は、79万2,336トンとなり、前年比36%の大幅減少となった。輸出平均単価は2,028ドル/t。
22年は122万844トン。21年は114万9、134トン。
国別で見ると、トップはインド向けの40万トン。前年の6万トンから急増している。輸出平均単価は2,103ドル/t。
次いで中国向けの、25万9,000トンだが、こちらは前年の95万9,000トンから急減している。これが、総輸出量の急減に繋がっている。輸出平均単価は1,920ドル/t。
台湾向けは、12万1,000トン。前年の11万8,000トンから若干増加している。輸出平均単価は1,992ドル/t。
一方単月では、直近8月で16万2,000トン。数か月では5万4,000~16万2,000トンで推移した。輸出平均単価は8月で1,710ドル/t。
国別では、トップは中国向けで、8月は9万4,000トン。数か月では1万8,000~9万4、000トンと振れ幅が大きくなっている。輸出平均単価は8月で1,590ドル/t。
次いでインド向けで、8月は5万トン。数か月では2万5,000~7万5,000トンで推移した。輸出平均単価は8月で1,941ドル/t。
台湾向けは、8月で1万6,900トン。数か月では7,000~1万6,900トンで推移した。輸出平均単価は8月で1,675ドル/tとなっている。
(IRUNIVERSE Hatayama)
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