三井物産は2024年3月28日、ブラジル最大規模のリチウム鉱区を保有する米のAtlas Lithium Corporationの第三者割当増資3,000万米ドルを引き受けると発表した。
Atlasはナスダック上場企業で、ブラジルのミナスジェライス州にあるNeves(ネベス)リチウム鉱山の開発を手掛けている。2024年第4四半期(10-12月)に生産を開始する予定で、リチウム精鉱換算でEV(電気自動車)約100万台相当の年間約30万トンの生産量を見込んでいる。
三井物産は2022年12月にAtlasと投融資・リチウム精鉱売買に関する覚書を締結していた。今回、出資とあわせてリチウム精鉱のオフテイク契約を締結したという。
(IRuniverse G・Mochizuki)
 
     
             
             
             
            