亜鉛、「鉱石逼迫、地金余剰」の流れ足下続くが今後は!?――TC、プレミアムともに下落基調
2024/04/11 15:57
過去2年相場の下押し場面が続いていたLME亜鉛相場(現物)が、大きく値を上げ始めた。製鉄原料のニッケルが底離れ傾向を示したことで、メッキ材として亜鉛にも連想買いが入っている面もありそうだが、背景には個別の要因も目に付く。オーストラリア産業科学資源省が3月下旬にまとめた需要予測リポートなどを手掛かりに、改めて亜鉛の足元の市場環境を探ってみた。見えてきたのは、上振れリスクの可能性を抱えた目先の相場動向である。
関連記事
- 2025/05/01 米中貿易摩擦緩和期待でLME鉛相場堅調、スタート鉛建値は9円引き上げ342円に
- 2025/04/30 【貿易統計/日本】 2025年3月の廃バッテリー輸出推移統計
- 2025/04/30 【貿易統計/日本】 2025年3月の日本のすず地金輸出入統計
- 2025/04/28 【貿易統計/日本】 2025年3月の亜鉛地金輸出入推移
- 2025/04/28 【貿易統計/日本】 2025年3月の鉛くず輸出入推移一覧表
- 2025/04/28 【貿易統計/日本】 2025年3月の電気鉛輸出入推移一覧表
- 2025/04/28 環境省の廃棄物処理制度小委で不適正ヤード対策議論始まる――制度的措置へ作業本格化
- 2025/04/28 電子部品国内生産#2配線板 フレキ配線板需要 緩やかな増加続く
- 2025/04/28 LME Weekly 2025年4月21日-4月25日 米中貿易摩擦緩和期待でCu Al上昇、Ni反落
- 2025/04/27 非鉄:LMEのキャンセルワラント(4/25)