2024/05/22 15:25
文字サイズ
銅スクラップ市況は史上最高値水準まで上げ進んだ後も、強含み基調で推移している。21日現在1号ピカ線で4月上旬比245円高の1キロ1,600円の水準にある。国内の発生薄に、指標となるLME相場の高値波乱と為替の円安傾向が重なり、ナイモノ高相場の様相を一層強めた形だ。中華系の大量買いに一服気配が出て高値疲れ現象が一部で見られるが、先行き調達懸念からまとまった量のスポット品を物色する動きもあり、未踏の領域ながら相場の腰は強い。イラン情勢を巡って中東に新たな不安要素が加わったことで、LME相場の上値を試す展開が続けば、スクラップ市況も目先連れ高となる余地をなお残している。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
ENEOS ベンゼン11月の契約価格決定 国内価格換算想定値は111.5円/kg
2025/11/06
FREE
原油価格の動向(11/5)
2025/11/06
JFE HD:決算説明会を開催、業績見通しで売上高を下方修正するも利益は据え置き
2025/11/06
日本製鉄と住友商事、シェル社と油井管供給に関する10年間の長期契約を更改
2025/11/06
FREE
三洋化成工業26年中間期、中国製品との競争激化で売上減も経常利益は0.8%増
2025/11/06
SUSscrap MarketWatch 2025#14 需給均衡も先々の或る不安・・
2025/11/06
東海カーボン:25/12期3Q決算を発表。業績見通しを修正
2025/11/06
第6回 Circular Economy Symposium 講演者紹介:経済産業省 製造産業局金属課 総括補佐 大下慶氏
2025/11/06
FREE
中山製鋼所:26/3期2Q決算発表。下方修正した直近の業績見通し据え置き
2025/11/06
2025年半導体シリコン需要見込みと26年予測 25年前年並みだが26年に大きく増加
2025/11/06