2024/06/07 17:10
文字サイズ
リチウム市況に再び下押し圧力が掛かっている。7日現在、主要指標の炭酸リチウム(99.5%、China)で1トン10万1,500元(仲値)の水準にあり、4月下旬に比べて9,000 元値を消した。メーデー休暇(5月1日‐5日)明けの在庫手当ての動きが盛り上がりを欠き、高値圏にあった主原料のひとつであるスポジュメン市況の下げも重なったためで、足元なお弱気配が漂う。中国政府が4月下旬に公表したEV(電気自動車)などへの買い替え促進を狙った補助金支給が、弱気に傾いた市場の風向きをどの程度変える効果を持つのか、それが当面の焦点だ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
元鉄鋼マンのつぶやき#140 タングステン戦争 スペインとポルトガルの場合
2025/11/06
タイガー サーキュラーエコノミー実現目指し整備済み再生品「タイガー リファービッシュ」の販売、11月10日より開始
2025/11/06
FREE
MARKET TALK 現地11月5日 Cuは米株高を受け反発、Al・Niは続落
2025/11/06
韓国市場にVHD製品導入へ 韓Komex Carbon社とMoU 豪Green Critical Minerals社
2025/11/06
中国自動車回収業界の現状と商用車の5年間処理経路分析
2025/11/05
26/3期は生成AI向けHPC、HBM向け装置好調で8.9%増収6.0%営業利益増に増額修正も受注上振れで再増額期待
2025/11/05
経産省・三牧資源循環課長、資源法のさらなる規制強化に慎重な姿勢―CPs合同座長会
2025/11/05
日本製鉄:決算説明会を開催、上期実績は会社計画を上回って着地するも、利益見通しを下方修正
2025/11/05
中国 電池回収市場規模は2030年に1000億元を突破する見込み
2025/11/05
工業情報化部と商務部、税関総署は10月、新エネルギー自動車、リチウム電池輸出などの政策を大量に発表した
2025/11/05