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ニッケル協会、新会長にベロニク公共政策・持続可能性ディレクターを任命

ベロニク氏

 

 ニッケル協会はこのほど、公共政策・持続可能性部門ディレクターのベロニク・スチューカース氏を2025年1月1日付で新会長に任命すると発表した。

 

 ベロニク氏は12年にニッケル協会に入会。公共政策・持続可能性部門のディレクターとして、協会の発展に貢献してきた。入会前は世界的な特殊化学メーカーであるアルベマールの企業持続可能性部門でアドボカシーディレクターを務めていた。イギリスのエクセター大学で有機化学の博士号を取得済み。

 

 同氏は、「ニッケル協会は、専門知識で世界的に知られる同僚や、企業責任を真剣に受け止める熱心な会員がいる素晴らしい職場。ニッケル産業の持続可能な発展に向けて、このチームと共に働けることを大変嬉しく思う」とコメントしている。MIRUでは今年10月にベロニク氏のインタビューを実施する予定だ。

 

 ニッケル協会は、全世界の一次ニッケル生産者で構成する団体で、アジアや欧州、北米に拠点を構える。協会の使命は適切なニッケル利用の促進。ステンレス鋼などの現行の市場のほか、新規市場の成長・支援を推進してきた。また、ニッケル協会の科学部門であるNiPERA Inc.を通じて、人の健康と環境に関係する最先端の科学研究も展開する。日本国内でも東京に事務所を構えており、ニッケルの安全性や利用価値を発信するセミナーの実施などに注力している。

 

 ニッケルは、1453℃という高い融点に加え、腐食と酸化への耐性、合金化が容易といった特徴を持つ非鉄金属。ステンレス鋼をはじめとする幅広い用途で活用されてきた。電池分野でも急速に需要が増加している。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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