アジアン廃プラマーケットレポート2024年9月 安定気味の主要材料市場と逆風のリサイクル市場
2024/09/06 09:42
原油価格が1バレルあたり76ドルを割っており、主要なプラスチック素材については市場価格に大きな変動が見られず、短期的な下落の見通しも無いと予測されている。一方リサイクル市場はABSやHIPSを含め、その素材のグレードの低さも含めて苦戦を強いられている。以下の内容は中国のFukutomi Co Ltd 代表であり、中国の再生プラスチック協会の理事長でもあるSteve Wong氏のレポートをもとに作成した。
関連記事
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月② トランプ関税がもたらす樹脂市場の混乱
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月 やや持ち直す再生ペレット市場と苦境のバージン材料市場
- 2025/04/30 第5回サーキュラーエコノミーシンポジウム詳報4〜キヤノン、トヨタ
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU使用済自動車規則案:揉めるプラスチック再生材含有ターゲットの行方は?」
- 2025/04/30 第5回CEシンポジウム in NAGOYA講演詳報1 ――中部経産局、栗田、ケミカルリサイクル
- 2025/04/30 電力取引量(25年4月)
- 2025/04/30 アジア合成樹脂市況の近況(No37) 米関税政策、原油安と相まって軟調
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU、AIを駆使し域内電池推進へあらたなテコ入れ」
- 2025/04/28 国内工業化学製品生販在Report #4苛性ソーダ 2025年販売量緩やかな増加
- 2025/04/28 国内工業化学製品生販在Report #3硝酸 2025年硝酸需要増加か