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大栄環境、資源循環システムズなど4社、建設現場の廃プラスチック排出量調査を実施

 大栄環境、資源循環システムズ、八木熊、ユニアデックスの4社は16日、建設現場の廃プラスチックのマテリアルリサイクルに向けて、大和ハウス工業の非住宅施設建設現場の廃プラスチックを、着工から竣工まで時系列で把握する組成調査と、マテリアルリサイクル可能なプラスチックの選定を実施したと発表した。

 

 4社が運営する廃プラスチックの循環利用を促進するプラットフォーム「iCEP PLASTICSリサイクルトータルコーディネートサービスを活用した。 建設業は廃プラスチックの排出量が多い産業であり、特に非住宅建設廃棄物は混合状態で排出されることが多いという。その結果、多くの廃プラスチックが焼却・埋立処分され、リサイクルへの取組みが進んでいないのが現状だとしている。

 

 調査では着工から竣工までに発生する廃プラスチックの組成を調査し、時系列で排出量と排出内容を確認したという。また、排出内容を踏まえ、品目ごとにマテリアルリサイクルの可否と、建設現場で活用可能な具体的な製造アイテムの検討を行った。その結果、リサイクル可能な対象品目は建設現場で利用される建設土木保安品等へのリサイクルが可能であることが分かったという。

 

施工現場:大阪府 葬儀場

 

工期:2023/11/21~2024/4/15

 

対象廃棄期間:2023/11/21~2024/3/26

 

廃プラスチック総重量:1,014.6㎏

 

全14回の搬入物を調査員が品目ごとに選別し、材質・重量を測定

 

 今後は今回の取組みで得られた結果を踏まえ、マテリアルリサイクル対象の廃プラスチックの更なる選定、建設現場で利用できる再生材製品の試作、建設現場と中間処理施設での分別・保管手順の整備などの実証を行い、建設現場でのリサイクルループ構築を進めていくという。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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