【年末企画・鉛】1年通して下振れ傾向鮮明に 荷もたれ感強く――国内は異例の高値市況
2024/12/26 17:17
2024年のLME鉛相場(現物)は上振れ気味の展開が続いた23年から一転、下振れ傾向が鮮明になった1年だった。低水準で推移していた在庫状況が様変わりしたためで、荷もたれ感から大台の1トン2,000ドルラインを下回る場面が目立った。ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)はその需給見通しで25年は24年を上回る供給超過になるとしており、下値余地を抱えた形での年越しとなる。
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