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中国CMOC、24年コバルト生産量は11万トン 2年連続で世界首位へ、グレンコアの3倍

 中国レアメタル大手の洛陽モリブデン業(チャイナ・モリブデン、CMOC)が1月6日に上場する香港証券取引所で発表した2024年の生産実績によると、同社のコバルトの生産量は前年比2.1倍の11万4165トンだった。競合するスイス資源大手グレンコアの3倍近くと大差をつけ、2年連続で世界トップになる見通しだ。

 

 

プレスリリース:2025010601996.pdf

 

 CMOCはロイヤルティの関係で操業を中止していたコンゴ民主主義共和国(DRコンゴ)での2鉱山、すなわちテンケ・フングルーメ鉱山(TFM)とキサンフー(KFM)鉱山の操業を、2023年から逐次再開した。これにより、2024年は生産が大幅に増えた。

 一方、CMOCの供給増は世界的なコバルト価格の下落につながり、グレンコアをはじめとする競合他社は減産を迫られた。グレンコアは10月末に発表した2024年の生産目標を3万5000-4万トンとしていた。

 

 CMOCのコバルト以外の2024年生産量は、銅が前年比55%増の65万161トン、モリブデンが2%減の1万5396トン、タングステンが4%増の8288トン、ニオブが5%増の1万24トン、リンが1%増の118万トンだった。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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