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LIXILとSchueco 東南アジアで低炭素アルミ形材普及拡大に向けパートナーシップ強化

LIXILがSchueco「Low Carbon Profile」の東南アジア初の現地サプライヤーに決定

株式会社LIXILと、優れた断熱性能と意匠性を兼ね備えたアルミサッシ、カーテンウォールなどを提供するSchueco International KG(以下Schueco)は、4月17日、Schuecoが東南アジアで展開する低炭素アルミ形材として、LIXILの循環型低炭素アルミ「PremiAL」シリーズを採用することに合意したと発表した。

 

 Schuecoは、ドイツに本社を置き、欧州各国の厳しい建築要件を満たす高断熱のアルミサッシ・カーテンウォールなどを世界各国で提供している。中でも、欧州において厳しいCO₂排出基準を満たす、低炭素アルミ形材「Low Carbon Profile」を展開してきた。しかし東南アジアでは、建築市場が急成長し、持続可能な建築資材の需要が高まっているにも関わらず、「Low Carbon Profile」の基準を満たす供給先が見つからず、展開が進んでいなかった。Schuecoは東南アジア市場の将来性を見据えた事業基盤の拡大を計画し、LIXILはパートナーとして「PremiAL シリーズ」を提供することでその戦略を支援する。

 今回、LIXILの「PremiAL」シリーズが、Schuecoの「Low Carbon Profile」の基準を満たすことが承認され、LIXILが東南アジア初の現地サプライヤーとなることに合意した。LIXIL25年以上にわたるアルミリサイクルの知見を持ち、2022年にはリサイクルアルミを70%使用した循環型低炭素アルミ「PremiAL R70」を、2023年には日本で初めて、リサイクルアルミを100%使用した「PremiAL R100」を発売した。このパートナーシップにより、Schuecoは欧州と東南アジアの両地域で低炭素アルミ形材を提供できるメーカーとなり、世界的に高まる持続可能な建築資材への需要に対応する。

 また、両者の強みを活かすことで、LIXILが東南アジアでの事業展開を加速させる機会にもつながり、今後LIXILのタイ・ベトナム工場で生産する「PremiALシリーズ」をSchuecoに提供し、Schuecoの低炭素アルミ形材の拡販を図る。これにより、東南アジアにおける持続可能な社会の構築に貢献する。

 LIXIL Housing Technology 材料事業部長の池上直樹は次のようにコメントしている。

「このパートナーシップは競争が高まる市場において当社の存在感を高めるだけでなく、持続可能な環境への貢献を強調するものです。サプライチェーン全体でのCO₂排出量削減が求められるなか、LIXILの『PremiALシリーズ』は世界でも大きな注目を集めています。LIXILSchuecoの核となる技術を組み合わせることで、東南アジア市場での成長を加速させるとともに、持続可能な未来の実現に貢献していきます」

 Schuecoメタル部門、東南アジア、日本、韓国、オセアニア地域統括ディレクターであるIan Lordは次のようにコメントしている。

LIXILとのパートナーシップにより、Schuecoは東南アジア市場に低炭素アルミ形材を提供することが可能となり、世界的な脱炭素化を促進するとともに、2040年までにネットゼロを達成するという当社の目標達成に向けて大きな一歩となります」

Schueco(シューコー)について
 Schueco(シューコー)グループは、ドイツ・ビーレフェルトに本社を構え、アルミニウム、スチール、樹脂を用いた製品を開発・提供するシステムサプライヤー。住宅から商業施設まで幅広く対応した窓、ドア、ファサード、日よけシェード、換気システム、防弾・防爆システムに加え、スマートハウス・ビル制御装置・ソフトウェアなどを開発・提供している。また、初期構想から設計、製造、施工、そしてアフターサービスや保守管理に至るまで、建築におけるすべての段階を支えるデジタルツールやコンサルティングサービスを提供。世界中の12,000社以上のパートナー企業、施主/デベロッパー、建築設計事務所、ゼネコン/工務店と共にプロジェクトを推進しながら、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも加速している。製品とサービスを通じて、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの推進、建設業界全体の脱炭素化に貢献する。1951年に創業したシューコーは、6,750名の従業員を擁し、80ヵ国以上で事業を展開しています。2023年に21.1億ユーロの売上高を計上している。

 

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