タケエイ 札幌のイーアンドエムを買収
TREグループの株式会社タケエイ(以下「タケエイ」、東京都港区)は、18日、札幌のビン、缶回収を主業務としている株式会社イーアンドエム(以下「イーアンドエム」)株式を取得し、子会社化することを決定し、株式譲渡契約を締結したことを発表した。 イーアンドエムの子会社化に伴い、同社の子会社である有限会社リサイクルサービス(以下「リサイクルサービス」)はタケエイの孫会社になる。
以下TREのリリースによると
- 株式の取得の理由
イーアンドエムは、1995 年の設立以降、札幌市を中心に、ビン・缶・ペットボトルの回収、段ボール・古紙の回収、 産業廃棄物の回収・処分等の事業を展開しており、近年、建設廃棄物リサイクル事業にも参入しました。
同社が営業基盤を有する北海道は、今後大規模な半導体投資による経済波及効果が期待されています。同社 をグループ化することで、当社グループとして、TREガラス㈱に次ぐ北海道の拠点を得ることとなります。
また、イーアンドエムの取引先は近隣自治体や飲料メーカー等多岐に及んでおり、当社グループが推進する公 民連携、動静脈企業間連携において、地域のニーズを踏まえ、地元同業者も含めた地域企業との円満な関係を 構築しつつ、お取引先様への提案力強化にも資すると考えます。
当社グループは「地球の環境保全に貢献する。」を企業理念とし、イーアンドエムの株式を取得することで、事 業領域の拡大と多角化を推進し、高度循環型社会ならびに脱炭素社会への貢献を図る「WX 環境企業」を目指 して参ります。
→ https://ssl4.eir-parts.net/doc/9247/tdnet/2640520/00.pdf
イーアンドエム社は2024年にMIRUにて取材している。バイタリティあふれる橋本社長であったが、先々を考えての選択だったのだろう。こうしたケースは今後まだまだ増えてくる。廃業か撤退か身売りか、という3つのパターン。会社が売れる価値があるときに売る、というのも賢明な判断ではあろう。
https://www.iru-miru.com/article_detail.php?id=69007
(IRUNIVERSE)
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