2023年2月13日付けプレスリリースによると、仏政府は、France 2030の「Recycling, Recyclability and Reincorporation of Materials」プロジェクト公募において、バッテリーリサイクルに係るプロジェクト2件を採択、あわせて30m€の資金を提供する。
仏Veolia社、ベルギーSolvay社、仏Renault社のアライアンスによるバッテリーリサイクルプロジェクトでは、2023年に10千t/年、2028年にその3倍規模のリサイクル施設を整備する計画であり、今回の支援では、ブラックマス4~7千t相当を処理する湿式冶金プロセスによるリサイクル実証プラントの整備を行う。
仏Mecaware社、仏Verkor社によるバッテリースクラップのリサイクルプロジェクトでは、DunkirkにあるVerkor社ギガファクトリーの生産工程から生じるスクラップに特化したリサイクル施設を整備し、1~8千t/年の処理を行う計画であり、今回の支援では、50~100t/年規模のパイロットプラントを整備する。(jogmecニュースフラッシュより)
(IRuniverse/MIRU)