国際鉄鉱石相場と原料炭価格の高止まりで鉄スクラップも上昇。
16日昼に関東鉄源の24年1月輸出テンダーが行われ、平均価格はトン53,081円(前回比 2,061円高)で15,000トン落札となった。バングラデシュ向けと推測される。鉄鋼原料トレーダー筋によると「鉄鉱石、原料炭価格の高止まりの影響でスクラップも上昇している」とのこと。
同日夕刻にアナウンスされた東京製鐵のスクラップ購入価格も全工場でトン当たり2000円上げ、となった。
17日からの改定は、以下の通り。
【田原】海上・陸上:全品種 2000円上げ
【名古屋サテライト】陸上:全品種 2000円上げ
【岡山】海上・陸上:全品種 2000円上げ
【九州】海上・陸上:全品種 2000円上げ
【宇都宮】陸上:全品種 2000円上げ
【高松】陸上:全品種 2000円上げ
<H2価格>
【田 原】海上:53,000(+2000)
陸上:53,000(+2000)
【名古屋サテライト】陸上:52,000(+2000)
【岡 山】海上:53,000(+2000)
陸上:53,000(+2000)
【九 州】海上:53,000(+2000)
陸上:53,000(+2000)
【宇都宮】陸上:53,000(+2000)
【高 松】陸上:50,000(+2000)
鉄スクラップの発生減&インフレ商状はまだ続く。
(IRUNIVERSE/MIRU)