2024/03/14 19:01
LME銅相場(現物)は年初来高値を大きく塗り替えて1トン8,700ドル超の水準まで突き抜けてきた。2023年の前半と似た展開だが、決定的に違うのは、市場がその材料としてはやし続けてきた米の金融政策の行方である。1年前の前のめりの期待先行から、6月にも引き下げられる方向がいま現実味を帯びているからだ。実際にそうなれば、さらに上値を追う展開も予想される。来週3月19日~20日の日程で開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の後の記者会見で、FRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長がどんな見解を示すのか。中国の製錬所の協調減産の報道も出て、1万ドルを窺うような高値波乱余地も出てきた相場の先行きに、われらが堂林記者も落ち着かない。電話を入れた先は、やはり師匠のところだった。
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