「Ends, Caps & Closures部門」金賞受賞の様子（左から、東洋製罐 テクニカルセンター 磯村遼太郎氏、UACJ 缶材料開発部 室長 工藤智行、主催者側プレゼンター、東洋製罐 テクニカルセンター 中野修治氏）
UACJ（東京都千代田区、田中信二代表）は14日、東洋製罐と共同で開発したアルミ飲料缶蓋「EcoEnd™」が、The Canmaker Magazineが主催する「The Canmaker Cans of the Year Awards 2024」で、「Ends, Caps & Closures部門」金賞、「Sustainability部門」「Delegates' Choice」の3つの賞を受賞したと発表した。
「The Canmaker Cans of the Year Awards」は1996年から続く国際的なアワードで、金属包装業界における技術の開発や革新を称えるもの。「EcoEnd™」に携わった東洋製罐とUACJのメンバーは6日にスペインのシッチェスにて開催された授賞式に出席し、記念品を授与されたという。
今回受賞した「EcoEnd™」は温室効果ガス（GHG）排出量を現行品に比べて約4割削減したアルミ飲料缶蓋。使用済み飲料缶（UBC）などのリサイクル原料の使用割合を大幅に引き上げることで、環境負荷の大幅な低減を実現している。
（IRuniverse K.Kuribara）
