2024/12/10 15:38
文字サイズ
年末にかけて相場が跳ねる掉尾の一振の類いなのか。11月下旬に直近の底値を確認した後、じりじり上げ始め、12月最初の週末になる6日に、LME銅相場(現物)は1トン9,000ドルの大台をおよそ2週間ぶりに回復。週明けも大幅続伸となり、9,104ドルに。来週に予定される欧米の金融当局の政策決定会合での利下げを織り込み始めていたようにもみえる相場展開に、先週には中国の25年の経済政策の方針を決める中央経済工作会議が11日から2日間の日程で開催されるとの新たなニュースも伝わり、これに素直に反応した格好だ。ただ、力強さは欠くものの、需要動向の一部に回復の兆しもみえ、思惑先行とばかりは一概に片付けられない面もある。年末に再度の高値波乱はあるのか。我らが堂林記者、また師匠を引っ張り出していた
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
錦湖三井化学 MDI生産設備の増強を決定
2025/12/15
FREE
東鐵、26年1月分積売出し発表 中国の鋼材輸出に歯止めかかるか?
2025/12/15
【年末企画・亜鉛】25年相場は、供給不安が付きまとい高値圏で推移――約4か月続くバックワーデーションいつまで?
2025/12/15
海外の鉄スクラップ価格(12/12)
2025/12/15
TRE、テラレムグループとサーキュラーエコノミーに向けた事業スキーム構築で基本合意
2025/12/15
FREE
日中コンテナ荷動き(2025年9月)― 輸出入とも2か月ぶり増加
2025/12/15
レアメタル千夜一夜 特別投稿 静かなる地殻変動――2026年相場急騰の予兆
2025/12/15
輸入・国産ナフサ市況(No19) 国産ナフサ価格が10月以降、やや強含みの展開へ
2025/12/15
速報:EU使用済み自動車規則案、暫定合意へ
2025/12/15
日本製鉄発のスタートアップが中小製造業のサステナビリティ情報開示を支援―KAMAMESHI、環境エネルギー事業協会と連携
2025/12/15
FREE