三井物産は9日、航空機エンジンリース・サービス大手Willis Lease Finance Corporation(WLFC社)との合弁航空機エンジンリース事業会社であるWillis Mitsui & Co. Engine Support Limited(WMES社)への増資を決定したと発表した。
三井物産はWMES社を通じて2011年より航空機エンジンのオペレーティングリース事業を展開してきた。WMES社を通じたWLFC社傘下の航空アセットマネジメント会社Bridgend Asset Management Limitedの買収を皮切りに、今後は航空機エンジン関連事業を拡大していく方針だ。三井物産はWLFC社とのパートナーシップを一層強化するとともに、航空機エンジンにおけるテクニカルサービス機能をWMES社に具備。成長が見込まれる航空機エンジンのアフターセールスマーケット領域に本格参入する。
なお、同買収は必要となる当局許認可取得などをもって完了予定。
(IRuniverse K.Kuribara)