2025/07/28 16:39
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米の関税政策をきっかけにした銅スクラップの国際商流の変化の波頭が、日本市場を巻き込む構図が鮮明になってきた。摩擦の激化で米中間の直送ルートが目詰まりを起こす中、対中加工・輸出拠点として東南アジアにその受け皿機能が広がり、日本市場もその原料調達の場として活用される機会が一段と増えてきたからだ。以前の日本→マレーシア→中国の三国ルートから米国→日本→中国という新たなルートの誕生だ。28-29日の日程で米中関税協議がもたれるとの報道も出て米中両国の対立色はやや薄まる気配も漂い始めたが、時代を先取りする流通動向の変化の勢いは止まらない。
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