高市早苗首相は11月6日の参院本会議での代表質問で、南鳥島周辺でのレアアース開発について、米国と具体的な協力の進め方を検討する考えを示した。同レアアース資源の存在は、2024年6月にMIRU共催のシンポジウムでいち早く発表があったもの。2026年1月からの試験採掘が予定されている。
国民民主党の舟山康江氏の質問に答弁した。高市首相はレアアース採掘について「多様な調達手段を確保することは日米双方にとって重要だ」と強調した。日米は10月下旬の首脳会談でレアアース供給についての協力文書に署名した。
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東京大学工学部の加藤泰浩教授は2024年6月20日、MIRU、REIA、JOGMECとのコラボレーションイベント「レアアースシンポジウム in Tokyo」で、南鳥島沖のレアアース・レアメタル資源について公表した。発表は翌21日の正式発表よりも1日早かった。
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南鳥島沖のレアアース・レアメタル資源をめぐっては、その規模と深度から、採掘には米国の協力が必須との見方が専門家からも出ている。また、脱中国依存を進める米国は、大統領令を発するとの観測があるなど海底資源の採掘に注力している。
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(IR Universe Kure)