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中国、ガリウムなどの対米輸出を一時再開 禁止措置を中止、来年11月27日まで

2025/11/09 17:21
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中国、ガリウムなどの対米輸出を一時再開 禁止措置を中止、来年11月27日まで

 中国商務省は11月9日、ホームページ上で、「2024年12月3日に発表したガリウムなどの対米輸出の禁止措置を一時中止する」と発表した。2026年11月27日まで。

 

プレスリリース: 商务部公告2025年72号 公布调整实施商务部公告2024年第46号的决定 

 

 中国は2024年12月3日、「ガリウム、ゲルマニウム、アンチモン及び超硬材料の米国への輸出は、原則禁止する。また、黒鉛(グラファイト)の対米輸出は最終利用者の審査を厳格化する」と発表していた。

 

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プレスリリース商务部公告2024年第46号 关于加强相关两用物项对美国出口管制的公告

 

  12月3日の発表に含まれていた軍用品の対米輸出の禁止措置は継続する。

 中国は2023年8月にガリウムとゲルマニウム、同年12月にグラファイト、2024年9月にアンチモンの輸出をそれぞれ規制しており、これらの鉱物の輸出に審査が必要な状況は変わらない。ただ、米国向けは12月の発表により審査自体が禁止されていたが、それは中止された。

 

 米中は10月30日に首脳会談を行い、米側はその結果として11月1日、中国がこれまで課したレアアースやレアメタルの輸出規制を「1年間は実質的に全廃」とするファクトシートを発表した。

 これに対し中国側は11月7日にレアアースについて、また9日になってガリウム、ゲルマニウム、アンチモン、グラファイトについて、後を追って正式に発表した形だ。ただ、いずれも中国側は緩和措置の対象となる元の発表を絞っており、米中の主張に隔たりが出る可能性は残る。

 

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(IR Universe Kure)

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