11月13日10時、SWCCは12日に発表した26/3期2Q決算を受けて説明会を開催した。説明会資料はこちら。

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<25年度2Q>
〇概況(資料4ページ)
経営の環境は、1Q始まった時と見てほぼ同じ。建設業界は、人手不足っていうところは相変わらず顕在化しているか、若干自動車の販売台数が増えてきている。AI・半導体という市場は少し高まりを見せてきているのが経営環境。
〇2Q実績(同5ページ)
これを受けて、2Qの売上高は増収。その主な事業の環境は、エネルギー・インフラ。同社の強い電力インフラ向けは、国策を背景に好調に推移していることと、建設の人手不足というところの弱含みのスタートっていうところは、我々が想定していたよりも少し軽微な形で推移できた。これを受けて営業利益は増益。売上高は1,289億円で、9.8%の増収。営業利益が117億円で、11.9%の増益、営業利益率は9.0%。経常利益は113億円、当期利益が73億円。
通期で見通していた計画の進捗率は、売上高で49.6%、営業利益で47.6%となった。1Qで説明した進捗率は、40%の進捗で推移すると見通していたところからはぶれ、好調な進捗率ということが得られた。
こちらは建設が1Qのスロースタートからスタートしたが、2Qにかけて回復が軌道にしっかり乗ったこと、電力インフラも、想定上回る結果になったこと、通信ケーブルも、米国のAI・データセンタ向けの需要を取り込めてきなどの結果による。
〇通期見通し(同6ページ)
これを受けまして、通期の計画を上方修正した。営業利益は260億円で15億円増の6%アップし、また最終の当期利益は160億円で10億円増の7%アップと上方修正。
これを受けて2Qの進捗(を右側のところに掲載)、売上高に対しては47.7%、営業利益で44.8%の進捗で折り返し、例年の実績から言ってもそれを上回る形で上方修正した計画に対しても折り返した。
〇増減要因(同7ページ)
銅価影響が29億円、エネルギー・インフラ事業は、建設の需要自体は人手不足というところ、昨年からは下がっているというところが、売上高で▲36億円に影響。また、通信・コンポーネンツは、今年からTOTOKUの売上高が入ってきたことで、99億円含んだ形の122億円で、その他は通信ケーブルの売上。営業利益は、同社、材料高、物流高というところは、販売価格の転嫁で跳ね返していくところは例年通りになるが、建設向けの人手不足による需要減は、上期7億円ほど営業利益を下押しするかと思っていたが、3億円と、1Qでとどまった形で、4億円減少にとどまり、影響は少なくなってきた。TOTOKUIの買収による上期のPPA後の暖簾などの償却は8▲億円、昨年度からの下押しになるが、こちらは期初想定していた通りに収まった。売上高利益率が改善したことで、利益を押し上げたところが23億円。
〇セグメント別(8ページ)
●エネルギー・インフラ
売上高2Qが611億円で、3.7%減収だが、内訳は、建設がやはり8.6%の減収。電力・インフラは7.5増で跳ね返しながら、それを受けた営業利益というところは86億円、営業利益率も14%と昨年を上回ってきた。
この上期の結果を受けて通期の計画、営業利益170億円を182億円にアップサイドに見直した。
●通信・コンポーネンツ
645億円の売上高で、27.3%増収。TOTOKUの売上高がここに入って、特にモビリティ、半導体のところが38%増えた。産業も28%増えたのは、TOTOKU売上げ寄与。一方、通信ケーブルは12.8%増収。光パワーケーブルのe-Ribbonの売上高は増やしている。これを受けて、2Qの営業利益は31億円と、20.3%の増益。通期を見ても78億円と、これは上期想定通りの進捗なので、通期の計画は据置いている。
〇セグメント別の2Qの状況
●エネルギー・インフラ(同9ページ)
2Q累計86億円の営業利益は、1Q、2Qを分けているが、2Qの営業利益は50億円、営業利益率も15.4%で、1Qから少し改善が進んでいる。1Q179億円の売上高が198億円になった。建設のところとは、回復が見込め、下期にも繋がっていくかなと思っている。電力インフラについても売上げている。ただ、アルミ架空電線撤退したので、そこの売上高減が影響してるが、工事の件数が増えてきたとか、SICONEXの製品が引っ張って、事業全体の付加価値の向上につながったところは、利益率の改善にも効果が出た。
通期を通して、SICONEXはり売上高を増やしていきたいというとこで、能力を最大限生かしていく。
期初に売上高の目標を23年100とすると160、180というところで見通していたが、ここ186という形で売上高を想定以上に上げていくというような計画になっている。
2026年にかけて、この需要を取り込むということで、第2回目の増産投資ということを始めているので26年からその効果を確かめていける。電力会社様のシェアを高めていくというところも、計画の中に乗っかっていっている。
●通信・コンポーネンツ事業(同10ページ)
31億円の営業利益。1Q、2Q分けても、こちらも2Qにかけて改善が進んでいる。利益率も改善してきている。これを引っ張ったのが米国のAI・データセンタ向けに出しているe-Ribbon。想定以上に好調に上期出荷ができている。また、TOTOKUの売上が入ってきた。特に我々注力しているモビリティ・半導体の売上も伸ばしている。若干、産業用の売上げ伸びずに、苦戦しているが、いずれにしても、このセグメントに関しては増収増益となった。
通期を通しでもe-Ribbonの売上高を上げていきたい。下期も上がっていきており、その先の26年にかけて大きな引き合いが来ているというところもあり、9月に、10億円の増産能力3倍が着実に進んできて、来年につなげていきたい。さらに引き合いが強いということで、さらに増産投資の今計画を進めている。やはり米国向けのAI・データセンタ向けの引き合いが強くなっている。これに対して新しくe-Ribbonの新製品も下期にかけてお引き合いが強くなっている。
〇TOTOKUの影響(同11ページ)
こちらは資料を参照。また、B/S、CFについては資料の12、13ページを参照。
<25年度業績見通し>
〇上方修正
資料の16ページ参照、増減要因については17ページ参照。
〇環境認識
資料の18ページにまとめた通り。
〇セグメント
数値は19ページを参照。
注力ポイント以降は資料の20ページを参照。
(IRuniverse 井上 康 )