井上会長
日本マグネシウム協会は22日、都内で令和8年新年会員懇談会を開催した。冒頭の挨拶で井上正士会長は、第二次トランプ政権の発足や関税問題、円安、物価高など25年を振り返りながら「(昨年の)マグネシウムの国内需要は、横ばい」との認識を示した。国内のマグネシウムの主要な調達先である中国とのつながりを挙げ、「マグネシウム業界において、中国との良好な関係を維持しており、それが供給安定につながっている」とし、「マグネシウムは、政府が掲げる戦略分野であるマテリアルの対象になりえる金属。今後、政府の力や会員企業とのコミュニケーションを通じ安定供給の確保を図っていきたい」と述べた。

上島副会長
最後に挨拶した上島隆史副会長は、直近の需給について「昨年の需給は安定していた。しかし26年は、年初から中国が、日本向け軍民両用品の輸出規制を強化したことにより、(規制の対象に入ってないが)マグネシウムが国内に入りづらい状況。業界全体で協力し、この危機を乗り越えて、将来的なマグネシウム需要拡大に向けて進んでいければ」と展望を語った。
(IRuniverse G・Mochizuki)