TDKは2日、2026年3月期 第3四半期決算短信を発表した。ICT市場や産業機器市場における部品需要が堅調に推移した結果、全てのセグメントで前年同期と比べ増収し、売上高は前年同期比11.3%増の1兆8585億6600万円となった。特に二次電池や電源で構成されるエナジー応用製品セグメントの好調が全体をけん引した。
営業利益は10.4%増の2307億3700万円、税引前利益は、7.8%増の2350億7000万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、12.6%増の1812億800万円。堅調なICT市場向け製品の出荷増に加え、合理化や前期に行った構造改革効果が功を奏した。通期業績予想も上方修正している。
構成比55.2%を占めるエナジー応用製品セグメントの売上高は14.4%増の1兆252億4100万円。エナジーデバイス(二次電池)は主にICT市場向けの販売が増加した。
コンデンサやインダクティブデバイスなどで構成される受動部品セグメントの売上高は、3.2%増の4381億9000万円となった。うち、コンデンサの売上高は6.3%増の1881億5000万円。主に産業機器市場向けの販売が増加したという。インダクティブデバイスの売上高は3.0%増の1599億5500万円。
センサ応用製品セグメントの売上高は17.3%増の1677億4200万円。また、磁気応用製品セグメントは13.0%増の1868億1900万円となった。
(IRuniverse K.Kuribara)